お肉の豆知識

\ホルモンを深堀り/知ればもっと美味しい!牛ホルモン(胃・腸)徹底ガイド

2026.10.07


みなさんこんにちは!カミチクファーマーズマーケット営業・企画担当です!

ホルモンの奥深い世界へ

焼肉や煮込み料理で親しまれる「ホルモン」。その部位ごとの真価は、消化器としての構造や役割、そして職人による下処理のこだわりを知ることで一気に開花します。

今回はホルモンファンに向けて、第2胃から直腸までの食感の特徴と仕込みの背景を深掘り解説します。



牛の胃(第2胃〜第4胃)の魅力と食べ方


第2胃「ハチノス」: 蜂の巣のような独特の見た目が名前の由来となっている第2胃「ハチノス」は、しっかりとした歯ごたえとコリコリとした食感が特徴です。

脂分が少なく癖もないため、純粋に食感を楽しむ部位と言えます。 そのままでは固さを感じる場合があるため、格子状の隠し包丁や丁寧な下処理を施すことで食べやすさと独特の食感が両立し、焼肉はもちろんイタリアンの「トリッパ」などの煮込み料理で真価を発揮します。

ちなみに・・
通常「ハチノス」は黒ハチノスが一般的ですが、カミチクでは特殊加工を施し、より親しみやすい「白ハチノス」も製造しております!
カミチクファーマーズマーケットでは現在お取り扱いがございませんが、もしお近くのスーパーなどで見かけられましたら、ぜひ一度お試しください♪

第3胃「センマイ」:無数のひだが重なり合う形状が名前の由来(千枚のひだ)となっている第3胃「センマイ」。

定番の「センマイ刺し」など、フレッシュな歯ざわりを楽しむ料理に適しています。

第4胃「ギアラ(アカセン)」: 関東をはじめ全国的には「ギアラ」と呼ばれますが、関西や鹿児島などでは「アカセン」「アカセンマイ」とも呼ばれます。

見た目は薄っすら赤みがさしていますが分類上は白物ホルモンです。
適度な脂とコクを備えており、シャキシャキとした独特の歯ごたえと深い旨味を同時に味わえる、胃の中でも満足度の高い部位です。




牛の腸(小腸・大腸)の違いと人気の秘密

  • 小腸「マルチョウ・コテッチャン」: 小腸をひっくり返して甘みのある脂を内側に閉じ込めたものが「マルチョウ」です。(前回のコラムで詳しく紹介しています♩ぜひご覧ください。)

  • 大腸「シマチョウ・テッチャン・テッポウ」: 綺麗な縞模様があり、脂と弾力のバランスが良い「シマチョウ(テッチャン)」が代表格です。直腸部分は焼肉店で「テッポウ」と呼ばれ、歯ごたえと旨味が楽しめます。


    もっと詳しく・・
    大腸は、消化管の順に「盲腸」「シマチョウ(縞腸)」「直腸」の3つに細かく分類されます。
  • 盲腸(大腸の入口): 独特の癖や匂いがあり人を選ぶ部位ですが、しっかりと茹でこぼして入念に下処理を施すことで、シャキシャキとしたクセになる食感へと変化します。
  • シマチョウ(縞腸): くっきりとした綺麗な縞模様が目印で、一般的な焼肉店で「テッチャン」として愛される代表格です。脂と弾力のバランスが絶妙で臭みが少なく、ホルモン好きには欠かせない定番部位です。
  • 直腸(テッポウ): 大腸の終末部分にあたり、焼肉店ではその形状から「テッポウ」と呼ばれます。臭みが少なく、強い弾力と心地よい歯ごたえ、噛むほどにあふれる旨味が特徴です

    小腸の焼き物やタレ和えとして知られる「コテッチャン」や大腸の「テッチャン」という名称は、朝鮮語に由来する説が有力とされているようです・・・!


おわりに

ホルモンは、消化器官の位置や職人の丁寧な仕込み(隠し包丁、茹でこぼし、皮剥きなど)によって味や食感が劇的に変化します。

カミチクファーマーズマーケットでホルモンをお選びいただく際は、ぜひ仕込みのこだわりや部位ごとのストーリーを感じながら、奥深いホルモンの世界をご堪能ください♩